ローンを組むとき、多くの人は金利だけを比べます。しかし実際に負担する総コストは、返済方式、金利のタイプ、繰り上げ返済の計画によって大きく変わります。この記事では、ローン商品を選ぶときに順番に確認すべき項目をまとめました(韓国の制度が基準です)。

三つの返済方式の比較

区分元利均等元金均等満期一括
毎月の返済額毎月同じ初めが大きく、だんだん減る利息のみ、満期に元金
初期の負担中くらい最も大きい最も小さい
総利息中くらい最も少ない最も多い
主な用途住宅ローン住宅ローン信用ローン・チョンセ資金ローン

1億ウォンを年4.5%で30年借りる場合、元利均等は総利息が約8,241万ウォン、元金均等は約6,769万ウォンです。元金均等のほうが約1,470万ウォン少なく払う計算ですが、初月の返済額は約14万6千ウォン多くなります。

自分の条件で直接比べてみましょう

ローン利息を計算する

自分の状況に合う方式を選ぶ

元金均等が合う人

  • 今の所得に余裕があり、初めの負担に耐えられる人
  • これから所得が減る可能性がある人(退職を控えた場合など)
  • 総利息をできるだけ減らすことが目標の人

元利均等が合う人

  • 毎月同じ金額で家計簿を管理したい人
  • 社会人になったばかりの人のように、これから所得が増えると見込まれる人
  • 初めのキャッシュフローに余裕を持たせたい人

満期一括が合う場合

チョンセ資金ローンのように満期に戻ってくるお金(保証金)が決まっている場合や、短期間使ってまとまったお金ができたらすぐ返す計画がある場合に向いています。長期間続けると元金が減らないため、利息の負担が最も大きくなります。

固定金利と変動金利

  • 固定金利:借入期間中(または決められた期間中)金利が変わりません。金利上昇期には安全ですが、ふつう変動金利より最初の金利が少し高めです。
  • 変動金利:COFIXのような基準金利に連動して3か月・6か月ごとに金利が変わります。金利が下がれば有利ですが、上がれば負担が大きくなります。
  • 混合型・周期型:最初の5年ほどは固定でその後は変動(混合型)、または5年ごとに金利を決め直す(周期型)方式です。

これから金利が上がるか下がるかは誰にも正確にはわかりません。そのため「金利が1〜2%ポイント上がっても毎月返せるか」を基準に判断するのが安全です。計算機で金利を1%ポイント上げて入れてみると、負担がどれだけ増えるかすぐ確認できます。

繰り上げ返済手数料

約束した満期より早く元金を返すと、銀行は繰り上げ返済手数料を取ります。一般的な仕組みは次のとおりです。

繰り上げ返済手数料 = 早く返す金額 × 手数料率 ×(残りの免除期間 ÷ 免除期間)
  • ふつうローン実行から3年たつと免除されます。
  • 3年以内でも、時間がたつほど手数料は減ります。
  • 2025年初めから韓国の金融機関の繰り上げ返済手数料は実際に発生する費用の水準に調整され、以前より低くなりました。正確な手数料率は商品説明書で確認しましょう。

まとまったお金が入る予定なら、年間一定の比率まで手数料なしで返せる商品を選ぶのも方法です。

DSR、借りられる上限

DSR(総負債元利金返済比率)は、1年間に返すべきすべてのローンの元金と利息が年収に占める比率です。

DSR = 年間のすべてのローンの元利金返済額 ÷ 年収 × 100

韓国の銀行は一定規模以上のローンについて、個人別のDSRを40%以内に制限しています。たとえば年収が5,000万ウォンなら、1年の元利金返済額が2,000万ウォンを超えない範囲でしか借りられません。信用ローンや自動車の割賦があれば、その分住宅ローンの上限が減ります。

さらに将来の金利上昇の可能性を反映して加算金利を足して計算する「ストレスDSR」が適用され、実際の上限は単純計算より小さくなります。

利息を減らす方法

  1. 金利引き下げ要求権:借りた後に年収が上がったり昇進したりして信用状態が良くなったなら、銀行に金利の引き下げを求められる法的な権利です。銀行のアプリで簡単に申請できます。
  2. 借り換え:より低い金利の商品に乗り換えることです。オンラインの借り換えサービスで複数の金融機関の金利を一度に比べられます。繰り上げ返済手数料と諸費用を引いても得かどうかを確かめましょう。
  3. 余裕資金で元金を返す:元金が減ればその後の利息もすべて減ります。預金金利よりローン金利のほうが高ければ、預金より返済が有利です。
  4. 優遇金利の条件を確認:給与の振込、カードの利用実績、自動引き落としなどで金利を下げられる項目を漏れなく押さえましょう。

参考資料

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