計算方法
年齢は誕生日を迎えるたびに1歳ずつ増える満年齢で計算します。数え年などは使いません。
満年齢 = 今年 − 生まれ年(今年の誕生日前なら − 1) 月・日 = 直近の誕生日から経過した月数と残りの日数 生きてきた日数 = 今日 − 生年月日(日数) 節目の日 = 生年月日 + 節目の年齢(59歳半は59年6か月)
- 2月29日生まれの場合、平年は2月28日を誕生日として計算します。州や機関によっては3月1日とするところもあります。
- 月を足して存在しない日付になる場合(例:8月31日 + 6か月)は、その月の末日に合わせます。
米国の制度で節目になる年齢
| 年齢 | 制度 | 根拠 |
|---|---|---|
| 18歳 | 選挙の投票権、ほとんどの州で成年 | 合衆国憲法修正第26条(投票年齢) |
| 21歳 | すべての州で酒類を購入可能 | 連邦最低飲酒年齢法(1984年) |
| 26歳 | 親の健康保険に子どもとして加入できる資格が終わる年齢(26歳になるまで加入可能) | 医療保険制度改革法(ACA) |
| 50歳 | 50歳になる年から401(k)・IRAの追加拠出(キャッチアップ)が可能(2026年の401(k)は$8,000) | IRS |
| 59歳半 | 401(k)・IRAの引き出しに10%の早期引き出しペナルティがかからない | IRS |
| 62歳 | 社会保障の退職年金を最も早く請求できる(減額) | SSA |
| 65歳 | メディケアの加入資格 | Medicare.gov |
| 66〜67歳 | 社会保障の満額受給開始年齢(生まれ年による) | SSA |
| 73歳・75歳 | 最低引き出し義務(RMD)の開始(1951〜1959年生まれは73歳、1960年以降生まれは75歳) | SECURE 2.0法 |
社会保障の満額受給開始年齢
| 生まれ年 | 満額受給開始年齢 |
|---|---|
| 1943–1954 | 66歳 |
| 1955 | 66歳2か月 |
| 1956 | 66歳4か月 |
| 1957 | 66歳6か月 |
| 1958 | 66歳8か月 |
| 1959 | 66歳10か月 |
| 1960年以降 | 67歳 |
SSAの表。1月1日生まれは前年生まれとみなします。1960年以降生まれの人が62歳で請求すると、年金は最大30%減ります。
計算例:1990年7月15日生まれ
今日が2026年10月21日の場合:
- 満年齢: 36歳3か月6日
- 生きてきた日数: 13,247日
- 次の誕生日: 2027年7月15日(木曜日)、あと267日
- 59歳半: 2050年1月15日
- 満額受給開始年齢67歳: 2057年7月15日
- RMD開始75歳: 2065年7月15日(初回の引き出し期限は翌年4月1日)
注意点
- 社会保障では誕生日の前日にその年齢に達したとみなし、1日生まれは前月生まれとして計算します。年金の受給開始月はSSAのアカウント(my Social Security)で確認してください。
- メディケアの資格は65歳になる月の1日から(1日生まれは前月から)で、その月を挟んで前後3か月ずつ、合わせて7か月の初回加入期間があります。
- 親の健康保険の資格は通常26歳の誕生日で終わりますが、保険によってはその月末や年末まで続くこともあります。
- 1959年生まれのRMD開始年齢は法律の文言があいまいなため、IRSの規則案(2024年)に従い73歳で計算しました。
- この表は制度の説明であり、年金の請求や引き出しの時期を勧めるものではありません。
よくある質問
米国の年齢は常に満年齢ですか?
はい。法律・契約・医療・保険のすべてで、誕生日を基準にした満年齢を使います。
59歳半とはいつですか?
59歳の誕生日から6か月たった日です。たとえば1990年7月15日生まれなら2050年1月15日です。
満額受給開始年齢より遅く年金を受け取るとどうなりますか?
満額受給開始年齢以降、70歳まで遅らせるほど年金が増えます(1943年以降生まれは1年あたり8%)。70歳を過ぎるとそれ以上は増えません。
RMDはいつまでに初回の引き出しが必要ですか?
RMD開始年齢に達した年の翌年4月1日までに初回の引き出しを行い、その後は毎年12月31日までに引き出します。ロスIRAは元の所有者の存命中はRMDがありません。