考え方
ストキャスティクス(Stochastic)はジョージ・レーンが広めた指標で、「直近14日の範囲のうち、今日の終値は上側にあるか、下側にあるか」を見ます。100に近ければ範囲のてっぺん付近で、0に近ければ底付近で引けたという意味です。
- %K(青):範囲の中の終値の位置。このサイトは3日平均で一度ならした「スロー%K」を使います。
- %D(オレンジ):%Kをさらに3日平均した線。%Kよりゆっくり動きます。
- 一般に80以上を買われすぎ、20以下を売られすぎの水準と呼びます。
RSIと似ていますが、RSIは上昇幅と下落幅を比べ、ストキャスティクスは最近の価格範囲の中での位置を見ます。RSIのページと同じ例を比べてみてください。
計算方法
生の%K = (今日の終値 − 14日の最安値) ÷ (14日の最高値 − 14日の最安値) × 100
スロー%K = 生の%Kの3日平均
%D = スロー%Kの3日平均
- 14日間の最高値と最安値が同じ(価格の変化なし)なら計算できないため、50とします。
- 初期値14・3・3のほか、5・3・3のように短くするとより敏感になります。ストキャスティクスの横の設定ボタンで期間を変えたり、ストキャスティクスを追加で5・3・3(短期)・10・6・6(中期)・20・12・12(長期)を一緒に表示して比べたりしてみてください。一つのチャートに重ねることも、分けて見ることもできます。
- 手計算した小さな例と結果が同じことをテストで確認しました。
読み解くときの注意点
- 強いトレンドでは張り付く:2つ目の例のように下落が続くと、%Kが20の下に長くとどまります。売られすぎだからすぐ上がるという意味ではありません。
- シグナルが多い:%Kと%Dがよく交差するため、一つひとつの交差の意味は弱くなります。
- 範囲が基準:直近14日の範囲だけを見るので、それより長い流れは反映できません。
チャートの形やテクニカル指標は過去の価格をまとめたものです。同じ形でも相場の状況によって当たったり外れたりし、このページは特定の銘柄の売買タイミングを示すものではありません。自分で練習したい方はチャート練習帳や模擬投資を使ってみてください。